映画「恋は雨上がりのように」を観たよ

 

以前の記事で「恋は雨上がりのように」のマンガに関するぷち感想を書いておりました。およそ2年後の今、めでたく映画化されました🎉今回の記事は、そんな映画版「恋は雨上がりのように」の感想です。

 

写真は以前食べた桃づくしパッフェです。桃2玉と、お気持ち程度の生クリームとアイスが入ってました。とてもみずみずしかったです🍑

※基本的にネタバレです。

 

 

私は漫画・アニメ・映画、全部見たのですが…見た正直な感想は「今まで見た実写映画のTOP3に入る、というか今まで見た映画の中でもTOP10に入るくらい好き!!!!!」です。最高でした。心がほっこりしたし、青春を思い出して胸がギュッとなりました。

最近漫画の最終巻を読んで、これまたすごく感動していたのですが…その気持ちを裏切らない、むしろ相乗効果になるような素敵な映画でした。ではまず、あらすじを。

 

 

あらすじ映画公式サイトより

 

高校2年生の【橘あきら】(17)は、アキレス腱のケガで陸上の夢を絶たれてしまう。偶然入ったファミレスで放心しているところに、優しく声をかけてくれたのは店長の【近藤正己】(45)だった。 それをきっかけに【あきら】は、ファミレスでのバイトを始める。バツイチ子持ちで、ずっと年上の【近藤】に密かな恋心を抱いて……
【あきら】の一見クールな佇まいと17歳という若さに、好意をもたれているとは思いもしない【近藤】。しかし【近藤】への想いを抑えきれなくなった【あきら】はついに【近藤】に告白する。【近藤】は、そんな真っ直ぐな想いを、そのまま受け止めることもできず―
真っ直ぐすぎる17歳、さえない45歳。ふたりに訪れる、人生の雨宿りの物語。

 

キャラクターと神キャスト

 

今回一番感動したのは、キャラクターの再現度。どのキャラクターをとっても「この人なんか違うなぁ」と思いませんでした。実写化の一番ハードルの高いところを軽々クリアしていたので、映画の世界に集中することができました。見ていた時は違和感なさすぎて何も思わなかったけど、これってすごいことだよなぁ…と。

 

多くの実写化作品では、二次元のキャラクターをリアルな人間が演じることが一番の目玉になってる気がしていました。人気俳優が二次元キャラの格好することに意味がある…的な。だから結局物語がペラッペラなパターンをよく見ます。それ映画にする意味ある?写真集だけ出しとけば?みたいな。

 

でも実写版「恋雨」は映画にする意味があったなぁと、しみじみ感じています。

すべての登場人物が最高だったのですが、やはりメインのお二人について語りたいと思います🍵

 

 

■ 橘あきら / 小松菜奈

 

私すごく小松菜奈ちゃんが好きなんです。こんな一瞬一瞬が画になる女優さんって、他にいないと思うんです。「溺れるナイフ」を見た時も、「渇き。」を見た時も、菜奈ちゃんの存在感や美しさに呆然としてしまいました。菜奈ちゃんが出てる作品をみた後は「小松菜奈一体なんなんだ…!」と、彼女のことしか考えられなくなります( ˘ω˘)ドキドキ…

 

「溺れるナイフ」でも「渇き。」でも感じたのは、彼女のミステリアスさ。謎めいた雰囲気と美しさに人々は魅了されていくのですが、この作品では小松菜奈の人間味あふれる姿を見ることができます。

 

あきらはクールな女の子。でも17歳の女の子が、終始クールでいられるでしょうか?陸上、親友、恋愛、お母さん…思春期には悩みはつきません(思春期じゃなくても悩みつきないし)。あきらのキャラクターを軸に、色んな表情を見せてくれます。泣いたり怒ったり喜んだり…。

少女漫画原作って、突飛な設定であったり主人公がずばぬけたポジティブだったりして、あまり身近な存在に感じられないんですが、あきらはすごく等身大で親近感を覚えました。

 

本作であきらはある日、店長に告白します。何回も思いを伝えます。最初はしっとり伝えてたのに、途中なんか(CMでも流れてましたが)「あたし店長のことが好きなんです!!!!」ってめっちゃムキになっちゃうんです。若さゆえの暴走というか、思春期の情熱みたいな…。ある種暴力的な愛情表現(笑)きっとあきらが同世代の人に恋していたら、ここまで情熱的に思いをぶつけることもなかったんじゃないかなぁ。

 

 

■ 近藤正巳(店長) / 大泉洋

 

原作の店長の目と、大泉洋の目…そっくりすぎません?だいたいのキャラクターって髪型で似せるしかないと思うんですが、大泉さんの場合は顔が似てる気がしました。髪型は大泉洋だし。笑

 

公式サイトには「あきらと並んだ時に、いやらしさが出るのは違う。けどあきらが好きになるような存在でなければならない。」と書いてありました。まさしくこのバランス感を持ったのが大泉さんなんですかね。近藤の親父くささも、おちゃめにつながっていたし。ウケを狙いすぎるとウケねらったさむいオヤジになってしまうけど、そこのさじ加減もさすがの大泉さん…!という感じでした。

 

あきらみたいにココがまさしくあきら!というよりも、原作店長のまとう雰囲気と、大泉店長のまとう雰囲気がぴったりあっていた印象でした。

 

店長はまわりからは「さえない」「情けない」と言われるけれど、ただただ人を傷つけたくない優しい人間なんだと思いました。あきらのまっすぐな気持ちに対しても、傷つけようとしないし否定しようとしない。丁寧に、あきらを認めながら、諭すような包容力を感じました。あきらの気持ちは、熱のような一時的な気持ちかもしれない。けれど店長はあきらのことをそんな風にはあしらわない。ちゃんと向き合いながら、でも大人だから軌道修正するように言葉をつむいでく。店長のこと好きになったあきらって、すっごい見る目あるよなぁ、と思いました。

 

 

音楽が最高!の子最高!

 

好きなもの多すぎじゃない?って感じなんですが、私はの子も好きです(神聖かまってちゃんのvoです)。主題歌の『フロントメモリー』は、川本真琴さんverでずーっと聞いてました。すっごい好きな曲です。

 

映画版「恋雨」は、『フロントメモリー』から始まります。この曲にのって、あきらは青空のもと制服のスカートをなびかせて、全力疾走するんです。初っ端からアニメのOPを見せられてる気分で、いつも見てるような映画と違う!クライマックスはじまった!?と思いました。これが仕掛けになっていて、そのまま恋雨の世界にグイッと吸い寄せられました。

 

他にもちょっとサブカルチックな曲が挿入歌として流れたりもします。「溺れるナイフ」のときも思ったんだけど、こういうサブカル的な曲と小松菜奈めっちゃ合うんですよ(「溺れるナイフ」のときは大森靖子だった)。アンニュイな感じが。『フロントメモリー』の歌詞って「がんばろっかな 今日は」って言ったり「がんばれないよ がんばれないよ」って言ったり、自分の気持ちに素直なんです。そんな素直なところがコロコロ変わるあきらの表情に似てるなぁって思いました。

 

音楽は歌詞より曲からはいるタイプなんですが、の子の曲は本当メロディが素敵。歌詞に耳をすますとぶったまげることもあるけど。笑 イントロでビビッとくる最高の曲です。

 

 

人生の雨宿り

 

この作品のテーマは「人生の雨宿り」。陸上の夢をたたれたあきらと、作家への夢が見えなくなった店長が、雨宿りの場所で出会った。だからこそ本作品では雨のシーンが多いです。雨が降る日に、初めてあきらと店長は出会う。土砂降りの日に、あきらは初めて店長に告白する。雨宿りをしていない、走っているときのあきらは雲ひとつない快晴です。

 

海辺で店長の息子に、あきらが走り方を教えるシーンも快晴。このとき二人は雨宿りをやめることを決めます。そしてラストシーンでは快晴の中、あきらと店長が再会します。青空の中、ランニング姿のあきらの目に光る涙を見て、ものすごく感極まってしまいました。青空と小松菜奈と涙…うつくしすぎる!!!!個人的には映画史に残る美しさでは!?と思っています。

 

それとは別軸で私がとにかく感動したのは、店長の愛の形。

マンガではわりと店長の気持ちが描かれていたのですが、店長はあきらに惹かれるわけですよ。でも店長は「橘さんのことが好きだ」とは言いません。キスをしたり強引な態度もとりません。それはあきらが大事だから。あきらの人生に男として踏み込むことは、彼女のためによくないことをわかっているからです。

 

少女漫画ではこういう年の差乗り越えがちですが、映画の中で近藤がいうように「これ犯罪じゃない!?」っていうのをこの作品は見逃しません。お互い好きだから付き合うだけが、本当の愛じゃない。店長が本当にあきらを大事にしていて、誠実な人間だからこその結末なんだと思います。あきらは、そういう店長だから好きになったんです。見ている私も、店長好きだなぁって思いました。社会的によくないから、犯罪になっちゃうから…もちろんそれももそうだけど、店長の行動はあきらを思いやってのことだと思うんですよね。こういう大人が増えるといいな。

 

 

最後に

 

小松菜奈さいこう!!!!!!

恋雨さいこう!!!!!

フロントメモリーさいこう!!!!!

DVD買います!!!!!!

感想スキルあげたいです!!!!!

 

▼このビジュアルも素敵よね…

 

 

やばい、恋雨もっかいみたい。。

以上です、読んでくださった方いましたらありがとうございました🌂

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